看護の特徴
3階西病棟は整形外科病棟であり、手術前後の患者さんを対象としています。変形性股関節症や変形性膝関節症に対する人工関節置換術は、クリティカルパスに基づき患者さんに応じたケアを実施しています。また、スポーツ医学診療として半月板損傷に対する半月板縫合術をはじめ、靭帯損傷やアキレス腱断裂に対する手術が行われており、入院から退院まで患者さんに応じたケアを実施しています。
3階東病棟は病床数50床の回復期リハビリテーション病棟です。主に整形外科における人工関節手術後やスポーツ外傷による手術後、骨折等手術後の治療とリハビリテーションを行い、家庭復帰・社会復帰を目指しています。
また、基礎疾患として内科的合併症がある方には、これらの診断、各検査等も行われています。
令和5年度 3階東病棟 病棟目標
- 1魅力のある看護ができるチーム作り
- 新任職員がAラダーを達成できる
- 回復期リハビリテーション病棟の看護師として知識、技術が向上できる
- 2安心・満足の得られる看護ケアの提供
- 薬のヒヤリハットを昨年度よりも5%減らす
- 患者が安全に生活できるために、統一した対策を取ることで転倒予防ができ、3bの転倒を起こさない
- 3効果的なチーム医療の推進
- 入院時から退院支援を意識した関わりができる
- 患者・家族の目標を達成するために、情報収集した内容が共有できるチームになる
- 他職種と連携を図り、効果的な退院支援につなげることができる
- ADL拡大に向けたチームカンファレンスができる
- 4病院経営に参画する
- 回復期リハビリテーション病棟における看護師育成ができる
- 5病院機能評価に一丸となり取り組む
手術前後の指導
手術後に使用する歩行器や車椅子の練習、深部静脈血栓症を予防する筋力低下予防運動の指導を行っています。
また、人工股関節置換術後の患者さんに対して、脱臼を予防するために自助具を使用した更衣指導を行っています。
術後の指導
患者さんが安全に日常生活を送ることができるように多職種が医療チームとなり、リハビリを含めて進めています。
退院に向けて
退院後の生活に向けて医療チームで話し合い、安心して不安なく退院後の生活を送ることができるようにサポートしています。